大阪で家を建てるならどこがおすすめ?子育てと災害対策の両立を考えた土地選び
公開:2024.04.30 更新:2024.10.15
大阪で注文住宅を建てるなら、適切な土地選びは大切です。交通や買い物の利便性、学校や病院の近さなど、日々の生活を円滑に送る上で欠かせない要素を考慮することも考えましょう。同時に、自然災害や治安などのリスクも見逃せません。水害に強い地域や地盤の強い地域を選ぶことで、安心して快適な生活を築くことができます。また、建物の耐震性や災害対策の間取りも考慮し、安全かつ安心な住環境を整えることが重要か解説します。
目次
大阪で注文住宅を建てる土地はどう選ぶ?
大阪で注文住宅を建てる土地を選ぶ際には、交通や買い物の利便性が重要です。特に、子育て世帯の場合は、学校や病院の近さも考慮することをおすすめします。
◇交通や買い物などの利便性がよいか
交通の利便性は、生活に大きな影響を与えます。自宅から最寄り駅までの距離や時間、乗車時間、ラッシュ時の混雑具合、駐輪場の有無など、電車利用時のポイントを確認も必要です。また、車やバスを主に利用する場合は、幹線道路までの距離やバス停の位置、本数なども確認しましょう。
日常生活の利便性も重要な要素です。家の周辺にスーパーやコンビニ、商店街、ショッピングモールなどがあると、日々の買い物を手軽に済ませられます。また、役所や郵便局、銀行などの施設が近くにあればなお便利です。
◇学校や病院が近くにあるか
現在まさに子育てをしている最中、あるいは将来的に子どもを持ちたいと考えている家庭にとっては、子育てがしやすい場所かどうかは重要な点です。幼稚園や保育園、学校が近くにあるか確認しましょう。また、子育て支援施設や公園の有無もチェックしておきたいポイントです。
また医療機関が家の周辺にあるかは特に重視されます。小さい子どもがいる家庭の場合は、小児科や夜間救急に対応する病院や夜遅くまで営業しているドラッグストアが近くにあると安心です。
土地選びで見落しがちな要素

大阪での土地選びには、さまざまな要素が重要です。その中でも、自然災害のリスクと治安は特に注目すべきポイントになります。
◇自然災害のリスク
地震や水害といった自然災害は避けられません。大阪で注文住宅を建てる際には、地震のリスクを考慮し、活断層の位置や過去の地震発生状況、予測されるマグニチュード、発生確率などを調査しておくことが重要です。
大阪には複数の主な活断層が存在します。例えば、上町断層帯は豊中市から大阪市、岸和田市に至る活断層であり、予測されるマグニチュードは7.5程度です。六甲・淡路島断層帯は箕面市から淡路島まで走る活断層では、マグニチュード7.9程度の地震が予想されています。また、三峠・京都西山断層帯や生駒断層帯も、大阪府内で地震のリスクが指摘されています。
◇治安
繁華街の多い大阪府では、治安に関する懸念も残ります。大阪府内の刑法犯遭遇率が高いエリアは、大阪市中央区、大阪市北区、そして大阪市浪速区です。これらのエリアは人で賑わう繁華街が広がっており、商業施設や飲食店が多く、犯罪も多く発生する傾向があります。犯罪被害に遭わないためにも、土地選びだけでなく住まいにおける適切な防犯対策も必要です。
大阪で自然災害のリスクが低い土地は?
大阪で注文住宅を建てるには、水害や地震などの自然災害のリスクを考慮した対策が重要です。
◇水害に強い地域
大阪で水害に強い地域は、「上町台地」周辺とされています。この地域は高台に位置しており、海や川から離れていることが特徴です。一般的には、海や川から約40km離れた地域まで浸水の被害を受ける可能性があるとされています。上町台地周辺のマンションや一戸建ては、安全面に優れていると評判です。
水害に備えるためには、防災マップを活用して避難場所や経路を確認し、日頃から家の周りを点検しておくことが重要です。特に、排水溝や側溝にゴミが詰まっていないかを定期的に確認し、浸水の可能性がある地域に住んでいる場合は土嚢などの準備をしておくことが推奨されています。
◇地盤の強い地域
上町台地は大阪平野の南北一帯に広がる地域で、大阪市北区の天満周辺から天王寺区上本町、阿倍野区帝塚山、住吉区我孫子までを指します。歴史的建造物である「四天王寺」「難波宮」「大阪城」などがこの地域に存在し、地盤の強さを示す指標として挙げられます。この地域にある駅周辺のマンションや一戸建ては、安全面に優れていると評判です。
地震災害で見られる液状化現象は、地盤が水分を含んでいる場合に地震の揺れによって地表に押し出され、地盤が一時的に液体状態になる現象です。湾岸部の埋立て地は地盤が柔らかいため、地震による液状化現象が起こる可能性が高まります。このようなエリアは避けた方が安心です。
地震に強い構造や間取りを取り入れるとさらに安心
適切な土地選びも重要ですが、注文住宅を建てる際は災害に備えた設計も欠かせません。
◇地震に強い構造を取り入れる
木造住宅の耐震性は、構造によって大きく影響されます。基礎はコンクリートを全面に敷設する「ベタ基礎」が望ましく、軽量な屋根材を使用することで耐震性が向上します。耐震性能を示す耐震等級では、耐震等級2以上を備えていると安心です。
他にも、建物の形状は凹凸がなく正方形に近いほど耐震性が高まり、柱と合板などの面材で作られた壁を取り入れると揺れへの耐久性が向上します。
◇災害対策の間取りを入れる
地震に強い間取りは、建物内の壁(耐力壁)の配置が重要です。大きな吹き抜けや柱・壁のない大空間は耐震性が低くなるため、どうしても取り入れたい場合は吹き抜けの6畳~8畳分に抑えましょう。
また、大型の家具を置かなくても済むように、収納スペースはできるだけ造り付けにするのもおすすめです。冷蔵庫や食器棚は倒れたり中身が散乱したりして避難経路をふさいでしまう恐れがあります。家具や家電の配置にも注意し、いざという時に戸外に迅速に避難できるようにしましょう。
大阪で注文住宅を建てる際には、適切な土地選びが不可欠です。交通や買い物の利便性、学校や病院の近さなど、日常生活に必要な要素を考慮することが重要です。また、自然災害や治安といったリスクも見逃せません。水害に強い上町台地周辺や地盤の強い天王寺区上本町などの地域を選ぶことで、安心して暮らせる土地を見つけることができます。さらに、建物の耐震性や災害対策の間取りを考慮した注文住宅の建築も重要です。適切な土地選びと建築設計を組み合わせることで、安心して快適な生活を送ることができます。
