茨木市で注文住宅を建てる際は依頼するパートナー選びに注意!
公開:2023.12.08 更新:2023.12.08茨木市は大阪の北摂エリアに位置し、2021年12月時点で約28万人の人口を有し、都心へのアクセスが良いベッドタウンとして知られています。茨木駅から大阪駅までの所要時間は約20分で、良好な交通アクセスが住みやすさを向上させています。
市内にはショッピングセンターや商業施設が充実し、生活に便利なエリアとして親しまれています。
子育て環境も整備され、待機児童数がゼロであり、学校や習い事の施設も豊富です。医療面では多くの施設があり、大学病院へのアクセスも良好です。交通インフラも整備され、リムジンバスでの関空アクセスも可能です。
目次
茨木市とは?ベッドタウンとして知られる便利な街
茨木市は大阪の北摂エリアに位置しています。北摂エリアは現在の大阪府北部を指し、2021年12月時点での茨木市の人口は約28万人です。都心へのアクセスが良く、茨木駅から大阪駅までの所要時間は約20分です。この立地から茨木市はアクセス便利なベッドタウンとして知られています。
良好な交通アクセスは、住みやすさを向上させる重要な要素です。茨木市ではショッピングセンターやその他の商業施設が充実しており、生活に便利なエリアとして人気を集めています。
子育て
茨木市では、令和4年4月1日現在、待機児童数がゼロです。また、小学校は32校、中学校は14校と充実しており、高校は11校、大学は5校もあり、進学先に困りません(2023年6月時点)。その他、学習塾やサッカースクールなども存在し、お子様に習い事をさせるのにも便利です。
医療・福祉
茨木市には、2022年11月現在で234施設の医療施設があり、その中で小児科系診療所が44施設、産婦人科系診療所が9件といずれも全国平均より低い数となっています。ただし、内科・産婦人科をメインとする田中病院などの大きな病院があり、近隣住民は積極的に利用しています。
また、大阪医科薬科大学病院や大阪大学医学部付属病院などへのアクセスが良好であり、大きな怪我や病気の際も安心感があります。市内には79件の介護施設があり、介護が必要な方にとっても住みやすい地域といえます。
交通
市内にはJR京都線、阪急電鉄京都本線、大阪高速鉄道(大阪モノレール)が通り、非常に便利な場所となっています。さらに、JR茨木駅および阪急茨木市駅前からは関西国際空港行きのリムジンバスが発着しており、そのまま自宅から海外出張へのアクセスもスムーズです。
注文住宅を建てる際に必要となる費用とは?
住宅を注文する際の費用は、主に「本体建築工事費」「別途工事費(付帯工事費)」「諸費用」の3つに分かれます。また、土地が所有されていない場合は土地の購入費用も別途発生します。
土地購入費用
新築住宅を建てる場合、所有地がない場合は、土地の購入からスタートする必要があります。
不動産会社を介して土地を購入する場合、仲介手数料や印紙代、登録免許税などが必要です。土地所有には固定資産税や都市計画税などの税金がかかります。
土地には建築条件が課されることがあり、その場合は指定された施工会社に仕事を発注する必要があります。価格だけでなく、交通や気象条件、生活環境など多くの側面から土地を検討することが重要です。
建物本体工事費用
建物本体工事費用は、建物自体を構築するためにかかる費用を指します。土地代を除外した場合、住宅購入における総費用のうち、本体工事費用は全体の約70%以上を占めているとされています。
基礎・構造工事や外装・屋根・窓・扉・断熱材、タイルの取り付け、電線や水道管の配線・配管、空調設備の工事など、建物の基本的な要素が含まれます。ただし、庭や門、塀、駐車場などの外回りの工事はここには含まれません。
付帯工事費
付帯工事費用(別途工事費)は、建物以外の部分の工事に係る費用を指します。一般的に、これは総費用の15~20%程度を占めると言われています。
また、下水道が整備されていない場合や太陽光などの発電システムを導入する場合には、追加の費用が必要となります。
土地の地盤の強さやインフラの整備状況などにより、選ばれた土地には予想以上の工事費用が発生することがあります。付帯工事費用が具体的にどれくらいか、見積もりの段階で確実に把握することが重要です。
諸費用
諸費用は、建物やその周辺の建築工事以外に発生する費用を指します。住宅を建築する際には、単なる工事費用だけでなく、さまざまな項目に費用が発生します。
諸費用に充てる金額は、建築工事費用全体の約10%程度が一般的な目安とされています。これらの費用は一つひとつが小額でも、合算すると予想以上の出費につながることもあるため、余裕をもった予算設定が大切です。
注文住宅を依頼するパートナーの選び方
マイホームを建てる際の協力パートナーには、ハウスメーカー、工務店、設計事務所の3つの選択肢があります。それぞれの特長についてご紹介いたします。
ハウスメーカー
ハウスメーカーは、主に全国展開している大手企業が多く、自社開発の設備を保有し、建築資材や工程を規格化することで、住宅を工業製品のように大量生産できる特徴があります。規格化により品質が安定し、大手企業が多いため保障やアフターサービスが充実しています。
ただし、一方で自由度が低く、コストがやや高めというデメリットもあります。
工務店
工務店は実際に工事を担当する企業で、ハウスメーカーとは異なり、規格が決まっていないため、間取りやデザイン、材質などに関して自由に決定できます。一般的に、ハウスメーカーよりもコストが抑えられる傾向があります。
一方で、デメリットとしては、職人の技術にばらつきがあることや、施工方法やデザインに得意不得意があることが挙げられます。また、大手ハウスメーカーと比較して、保障やアフターサービスが不十分である可能性も考えられます。
設計事務所
設計事務所は主に設計に特化し、具体的な工事は工務店が担当し、設計事務所が監査として関与します。
設計事務所への依頼のメリットは、他にはない独自で洗練されたデザインの住宅が実現できる点です。デザインに重点を置く方には、設計事務所がおすすめです。
一方で、デメリットとしては他のオプションに比べて設計費や監査代などのコストが高いこと、また、自分の要望に適した設計士を見つけることが課題となることが挙げられます。
茨木市は大阪の北摂エリアに位置し、都心へのアクセスが良く、約28万人の人口があります。ベッドタウンとして知られ、充実した交通機関と商業施設が住みやすさを提供。子育て環境も整備され、待機児童がゼロ、学校や病院の充実が魅力です。
医療面では大規模病院へのアクセスが良好で、介護施設も79件あります。交通面ではJRや阪急電鉄が通り、リムジンバスも運行しており、関西国際空港へのアクセスが便利です。
また、注文住宅を建てる際には、土地購入費用、建物本体工事費用、付帯工事費用、諸費用が発生し、予算設定が重要です。注文住宅のパートナーとしては、ハウスメーカー、工務店、設計事務所の選択肢があり、それぞれ特長やデメリットがあります。