大阪で注文住宅を建てる前に知っておきたいハウスメーカー選び方
公開:2024.03.20 更新:2024.03.20注文住宅のハウスメーカー選びでよくある失敗ポイントは3つあります。まず、予算を超える建築費用や、住宅展示場だけで決定し建築費用が高くなること、知人の紹介で選ぶ際の高額広告費用が挙げられます。
価格帯とその根拠、工法・構造・住宅性能、そして担当者の対応が重要なポイントです。価格帯は大手と地元工務店で異なり、構造や性能は住まいの品質に影響します。また、担当者との信頼できるコミュニケーションも重要です。
目次
ハウスメーカー選びで失敗しやすいポイント
注文住宅は、理想の住宅を実現できるのが魅力ですが、ハウスメーカー選びで失敗し後々後悔するケースも少なくありません。こちらでは、大阪で注文住宅をご検討中の方のために、ハウスメーカー選びで失敗しやすいポイントを3つご紹介いたします。
予算をオーバーした
注文住宅を建てる際は、土地購入費用と建物の建設費用だけでなく、付帯工事費用や諸費用なども必要です。さらに、注文住宅が完成した後はメンテナンス費用もかかります。注文住宅は建売住宅より割高なため、ハウスメーカーは予算で選ぶのが一般的です。
しかし、注文住宅は間取りやグレードによって建築費用が異なるため、坪単価だけでハウスメーカーを選んでしまうと、予算をオーバーしてしまうことがよくあります。
住宅展示場だけを見て決めてしまった
住宅展示場は、複数の大手ハウスメーカーのモデルハウスが一カ所に建てられている施設のことです。大手ハウスメーカーのモデルハウスには、最新でグレードの高い設備が搭載されているため、同じ家を建てるためにはかなりの建築費用が必要です。下
請け業者に施工を依頼する際に、中間マージンも発生するので、地元の工務店より建築費用が高くなる傾向もあります。住宅展示場だけを見てハウスメーカーを選んでしまうと、予算内でイメージした家を建てられない可能性があります。
知名度や知人の紹介で決めてしまった
ハウスメーカーには悪徳業者もいるため、安心感を優先して知名度や知人の紹介で決めてしまうケースもよくありますが、これも失敗のもとです。知名度と技術力は必ずしも比例するわけではなく、知名度の高いハウスメーカーは、広告費用が建築費用に上乗せされるため建築費用が割高です。知人の紹介だと、断りづらかったり要望をいいづらかったりすることもあるでしょう。
ハウスメーカーを選ぶ際は、しっかりと情報収集し、信頼できるハウスメーカーを自分で選ぶことが大切です。
ハウスメーカー選びで注意すべきポイント
ハウスメーカーは複数ありますが、ポイントを押さえてハウスメーカー選びをすれば、自分に適したハウスメーカーが見つけやすくなります。ハウスメーカー選びで注意すべき主なポイントは、次の3つです。
価格帯とその根拠
予算内に抑えて注文住宅を建てるためには、価格帯を意識してハウスメーカーを選ぶことが基本ですが、大手ハウスメーカーと地元の工務店では価格帯が大きく異なります。
大手ハウスメーカーの注文住宅は、構造が鉄骨造であったり、完全自由設計を採用していたりするため建築費用は高めです。
一方、地元の工務店は自社施工で広告費用をかけていないため、低価格で注文住宅を建てられます。ただし、低コストの注文住宅は工事が雑だったり住まいの機能性が低かったりするので、価格帯の根拠も把握しておくことが重要です。
工法・構造・住宅性能
注文住宅の構造は、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の3つで、構造によって住まいの強度が異なります。安全で快適な住まいを実現するためには、住宅性能も大切です。
日本の住まいに必要な住宅性能は、耐震性、断熱性、気密性などですが、住宅性能の水準はハウスメーカーによって違います。工法・構造・住宅性能も建築費用を左右するため、使われている建材の種類や厚みなども詳しく調べておきましょう。
担当者の対応
理想どおりの満足できる家を実現するためには、担当者との情報共有が必要不可欠です。注文住宅を完成させるためには、何度も打ち合わせを重ねるため、営業担当者と設計担当者の相性が悪かったり、対応が遅かったりするとやり取りに時間がかかりストレスにもなります。
地元の工務店であれば、設計担当者と直接やりとりができるため、地元の工務店を選ぶのも選択肢のひとつです。
大阪でおすすめのハウスメーカー3選
ハウスメーカーを選ぶ際は、できるだけ多くのハウスメーカーを比較して、信頼できるところを選ぶことが大事です。こちらでは、大阪でおすすめのハウスメーカーとそれぞれの特徴をご紹介いたします。
プラスCホーム
耐震等級3と制震システムGVA(ジーバ)で地震に強く、高気密・高断熱でエアコン1台で暮らせる品質の高い住まいを、手が届きやすい価格帯で提供しています。家族が安心して暮らせる家づくりを目指していて、健康維持を考えた家づくりが特長です。
プラスCホームが提案する免疫住宅は、アレルギーの原因となるMRSA(院内感染菌)やカビの繁殖を抑え、アトピーが改善する効果も期待できます。注文住宅の自由度が高く、ボルダリングやハンモックがある住まいやステップフロア設計の家など、ユニークは施工実績があります。
小林住宅
1946年創業の小林住宅は、関西地域で外断熱住宅供給実績No.1を誇り、年間施工数は120棟です。外断熱住宅とは、家を断熱材で包み込むことで、室内の温度差を小さくしている住まいです。すべての住まいに構造計算を実施し、耐震等級3の耐震性能を標準仕様としているため、地震に強い住まいを実現できます。
2010年以降はZEH基準をクリアし、2025年にはZEHビルダーにも認定されました。住まいに使う資材にもこだわりがあり、耐久性のある硬質ウレタンフォームや高性能トリプルガラス樹脂サッシなどを採用しています。打ち合わせから設計、施工、引き渡しまで一貫したサポート体制を整えているハウスメーカーです。
kicori
耐震性、制震性、耐火性を高めるために、許容応力度計算、サウンディング調査という地盤調査を実施しています。腐朽菌、反り、割れ、強度のムラなどが発生しにくい集成材、一般在来工法に比べ3倍の強度がある剛床構造を採用しているのも特長です。
家が完成するまでのすべての段階で楽しめる家づくりを目指していて、会社が一丸となって家づくりをサポートします。
アフターサービスも充実していて、完成保証制度、長期地盤保証20年、住宅瑕疵担保責任保険10年、無料定期点検などがあるので安心です。
注文住宅を検討する際、ハウスメーカー選びでよくある失敗ポイントは3つあります。まず、建築費用が予算を超えることがあります。また、住宅展示場だけで決定すると、実際の建築費用が高くなることがあります。知名度や知人の紹介で選ぶ場合、高額な広告費用が建築費用に上乗せされる可能性があります。信頼できる情報を得て、自分でハウスメーカーを選ぶことが重要です。
ハウスメーカー選びの重要なポイントは、価格帯とその根拠、工法・構造・住宅性能、そして担当者の対応です。価格帯は大手ハウスメーカーと地元の工務店では大きく異なり、根拠を理解することが必要です。構造や性能も重要で、耐震性や断熱性などが注文住宅の品質を左右します。また、担当者とのコミュニケーションも大切で、信頼できる相手との情報共有が家づくりの成功につながります。
大阪でおすすめのハウスメーカーは、プラスCホーム、小林住宅、kicoriです。プラスCホームは、耐震性や制震性に優れた住まいを手頃な価格で提供し、健康維持を重視した免疫住宅も特徴です。小林住宅は、外断熱住宅で地震に強く、耐震性能を重視しています。kicoriは、地盤調査を実施し、耐震性や耐火性を高める工法を採用しています。全てのハウスメーカーが家づくりを丁寧にサポートし、アフターサービスも充実しています。
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