注文住宅の外観で失敗しないために!デザインの種類とトレンドを解説
公開:2024.10.23 更新:2024.10.23
注文住宅を建てる際、外観デザインは家の印象を大きく左右します。デザインにこだわることで、個性を反映した理想の住まいが実現できますが、選択を誤ると後悔につながることも少なくありません。
外壁材や屋根の形状、カラーの組み合わせなど、外観に影響する要素は多岐にわたり、流行を追うだけではなく、長く住み続けるための実用性やメンテナンスのしやすさも考慮することが重要です。
目次
注文住宅の外観を決める主な要素
注文住宅の外観を決める際には、家のデザインや機能性を考慮しながら、自分らしさを表現することが求められます。外壁材や屋根の形状、窓の配置、色の組み合わせなど、細部にまでこだわることで住まいの魅力が際立ちます。
◇外観デザイン
外観デザインは、その家の第一印象を左右するため、最も基本的で重要な要素となります。
家の外観を決める際には、まず自分の好きなテイストやライフスタイルに合ったデザインを選ぶことがポイントです。
例えば、モダンでシンプルなデザインが好みの人もいれば、伝統的な和風デザインやクラシックな洋風スタイルを好む人もいるでしょう。
これらのテイストを決めることで、全体的な統一感が生まれ、洗練された外観になります。
また、外観はその家が長年にわたって街並みに調和するものであるため、単なる流行にとらわれず、飽きのこないデザインを選ぶことも大切です。
◇家の形
家の形は、間取りや土地の形状に影響されることが多く、L字型やコの字型、または正方形や長方形などさまざまなバリエーションがあります。この形によって、外観の印象は大きく変わるため、間取りを優先する際にも外観とのバランスを考えることが大切です。
また、家の形は建物の耐震性や風通し、光の入り方にも影響を与えるため、デザイン性だけでなく、機能性にも配慮した設計が必要です。例えば、L字型の家は庭と一体感が生まれやすい一方で、四角い形の家はシンプルでスタイリッシュな印象を与えます。
それぞれの形状が持つ特徴を理解し、自分の生活スタイルに合った形を選ぶことが重要です。
◇屋根の形
屋根は家の外観において大きな役割を果たし、シルエットを形作る要です。屋根の形状が違うだけで、同じ建物でも全く異なる印象を与えることがあります。例えば、切妻屋根は伝統的で落ち着いた印象を与え、片流れ屋根はモダンでシャープなデザインに仕上がります。
また、屋根の形状は美しさだけでなく、機能面でも大きな影響を与えます。屋根材も家の耐久性や断熱性に大きく関わるため、デザインだけでなく実用性も十分に考慮することが大切です。
注文住宅の外観デザインの種類

画像出典:フォトAC
注文住宅を建てる際には、自分のライフスタイルに合った外観デザインを選ぶことが大切になります。様々な外観デザインのタイプの中から、最適なものを見つけていきましょう。
◇和風
和風の外観デザインは、日本の伝統的な建築スタイルを取り入れた落ち着いた雰囲気が特徴です。塗り壁や引き戸、縁側、そして切妻屋根や寄棟屋根など、シンプルながらも趣のあるデザインが魅力です。特に、引き戸の玄関や格子を使った造作、掃き出し窓などが和風の家らしい風情を演出します。
外観には自然素材がよく使われ、玄関や窓周りに天然木を取り入れることで、さらにおしゃれな印象を与えることができます。和風の外観は、京都の町屋風や古民家風のデザインに近いことが多く、落ち着いた色合いを基調とし、紅葉や石庭といった和風の庭とも相性抜群です。
◇モダン系
モダンな外観デザインは、現代的で洗練されたスタイルが特徴です。まず、「和モダン」は、伝統的な和風デザインに現代的な要素を取り入れたもので、黒や白を基調としたモノトーンや、自然に馴染む茶系のアースカラーがよく使われます。和風の落ち着きとモダンなシンプルさが融合したデザインです。
一方、「シンプルモダン」は、すっきりとした外観で、直線的なデザインが目立ちます。片流れ屋根や陸屋根など、直線的な屋根が多く、外壁には白、黒、グレーなどのモノトーンカラーやネイビー、ブラウンがよく使われます。素材には、サイディングやガルバリウム合板などが使われ、シンプルな形状の建物が多いのも特徴です。
「ナチュラルモダン」は、シンプルモダンに自然素材を取り入れたスタイルで、木目やレンガなどの素材を組み合わせ、より温かみのある雰囲気を持たせています。手すりや屋根の裏側部分(軒天)にウッド調を加えることで、よりおしゃれな印象を作り出すことができます。
◇南欧風
南欧風の外観は、白を基調にオレンジ系の素焼き瓦や木調の玄関ドアが特徴的です。明るく開放的な雰囲気が魅力で、地中海沿岸の温かみのある景色を思わせます。優雅で上品なイメージの家に仕上がります。
◇アメリカン
アメリカン調の外観は、切妻屋根やラップサイディング、屋根に大きく覆われたカバードポーチが特徴的です。開放感のある印象で、落ち着いた雰囲気のある住宅として人気です。
心地よいアウトドア感を感じさせる外観デザインです。
注文住宅で外観デザインを決める上で後悔しないためのポイント
満足のいく家づくりをするためには、見た目とコスト、実用性のバランスを取ることが大切です。ここでは、外観デザインを決める際に後悔しないためのポイントを解説します。
◇コンセプトとベースカラー
外観のデザインを決める際、まずはコンセプトを明確にすることが重要です。どのような雰囲気の家にしたいのか、木造の温かみを感じさせるのか、モダンな印象を出したいのかなど、自分の理想像をしっかりと固めましょう。
そして、そのコンセプトに合わせてベースとなるカラーを選びます。落ち着いた色合いから明るい色まで、様々な選択肢がありますが、全体としての統一感が大切です。コンセプトとベースカラーを先に決めておけば、その後の窓やドアのデザインなども自然とまとまりのあるものになっていきます。
◇メンテナンス面
外観のデザインを楽しむあまり、メンテナンスのことを軽視してしまうことがよくあります。オシャレを追求しすぎると、掃除や修繕が大変になる可能性があります。例えば、凹凸のある外壁は汚れが目立ちやすく、木製の窓枠は定期的な塗り替えが必要になります。
気に入った住宅がメンテナンスしやすいかどうかも、検討の際には重要な視点になります。
見た目の美しさと実用性のバランスを取るよう心がけましょう。
◇細部にこだわりすぎない
注文住宅の外観デザインを決める際、細部にこだわりすぎると予算オーバーになる可能性があります。例えば、建物の形状を複雑にしたり、高価な外壁材や屋根材を選びすぎると、費用が予想以上にかさむことがあります。
もちろん、デザインにこだわることは大切ですが、必要以上に凝りすぎると予算管理が難しくなり、結果的に大きな後悔につながりかねません。バランスを取りながら、見た目とコストの両方を考慮した選択をすることが、満足度の高い家づくりのポイントです。
今大阪で注目が集まっている外観デザインのトレンド
近年、大阪の住宅市場では、独創的かつ印象的な外観デザインが注目を集めています。高級感と洗練されたスタイルを備えたこれらの外観は、大阪らしい情熱的な雰囲気を醸し出しつつ、居住者の個性を強く反映しています。
◇モノトーンのカラーがトレンド
近年モノトーンのカラーリングが特に人気を集めています。黒や白といった落ち着きのある基本色が主流を占めているのは、長期的な視点から見て飽きの来ない、洗練された外観を実現できるためです。
また、これらのシンプルな色使いは、敷地の環境や建築物の素材と調和し、全体として調和の取れた印象を醸し出すことも魅力となっています。
◇内装のトレンド
大阪の住宅デザインにおけるもう一つのトレンドは、内装の変化です。特に注目を集めているのが、オープンキッチンとグリーンウォールの2つのデザイン手法です。
オープンキッチンは、キッチンと居間の区分を曖昧にすることで、開放的な空間を生み出します。これにより、家族が一体となって調理や会話を楽しめる、新しいライフスタイルが提案されています。
一方、グリーンウォールは、室内に大型の観葉植物を配置することで、自然と調和したくつろぎの空間を生み出します。大阪等の都市部はコンパクトな住宅が多いため、グリーンウォールは限られた空間を有効活用しつつ、癒しと心地よさを提供する魅力的な手法といえます。
注文住宅の外観デザインを決める際には、家全体の印象を左右する重要な要素として、外壁材や屋根の形状、窓の配置、カラースキームなどを慎重に選ぶことが求められます。
外観デザインには、モダン、和風、南欧風、アメリカンなどのスタイルがあり、自分のライフスタイルや好みに合ったものを選ぶことで統一感のあるデザインが実現します。 さらに、家の形や屋根の形状も外観に大きな影響を与えるため、デザイン性と機能性のバランスが重要です。
流行にとらわれず、メンテナンスや予算面も考慮し、細部にこだわりすぎないことが後悔しない家づくりのポイントです。近年、大阪ではモノトーンカラーが人気で、シンプルなデザインが注目を集めています。
